CIMRについて
センターの目的・役割
目的
総合医科学研究センターは、生命医科学に関する融合研究を行う学術フロンティア推進拠点として、医学・医療を中心とする分野において、慶應義塾大学の関連する理工学系、人文社会学系、および環境情報工学系等の研究分野と密接に協力しながら、生命医科学の研究成果を広く社会に還元し、その健全な発展に寄与することを目的として、設立された。
役割
センター長ご挨拶
総合医科学研究センター(CIMR: Center for Integrated Medical Research)は、慶應義塾大学医学部・大学院医学研究科に附属する研究センターで、生命科学の高度な研究成果を広く社会に還元することを目指しています。2001年の総合医科学研究棟竣工を機に発足して以来、CIMRは、幹細胞研究や代謝研究などを中核に教育研究拠点として高度化され、同時に信濃町キャンパス・リサーチパーク(リサパ)の展開により、産学連携プロジェクトや国家プロジェクト、種々の融合研究プロジェクトを推進し、さらに若手研究者育成に努めてきました。多様でダイナミックな研究をサポートするために、研究支援部門も発達し、海外からの見学も頻繁にある研究センターとなっています。
Integrated Medical Researchとは、「総合」とか「統合型」の医科学研究という言葉ですが、慶應義塾大学医学部の建学以来の理念である「基礎・臨床一体型医学・医療」の研究のことだとも言えます。ここには、社会と繋がった知的で自由な空間があり、創造的で情熱的で勇敢な医科学研究を支える仕組みもあります。CIMRは既存の概念や枠組みを打破る、大きな発見が起こる場であると信じています。
総合医科学研究センター長
松尾 光一
(医学部 共同利用研究室・細胞組織学 教授)
沿革
平成13年(2001年)3月 | 総合医科学研究棟竣工 |
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平成13年(2001年)10月 | 総合医科学研究センター設立 |
平成13年(2001年) | 池田 康夫 教授 センター長着任 |
平成15年(2003年)4月 | ハイテク・リサーチ・センター整備事業 「再生医学・治療研究開発センタープロジェクト」事業(平成21年(2009年)3月終了) |
平成15年(2003年)9月 | 21世紀COEプログラム 「幹細胞医学と免疫学の基礎・臨床一体型拠点」事業(平成20年(2008年)3月終了) |
平成17年(2005年) | 須田年生教授 センター長着任 |
平成19年(2007年)6月 | グローバルCOEプログラム 「In Vivoヒト代謝システム生物学拠点」事業(平成24年(20012年)3月終了) |
平成20年(2008年)6月 | グローバルCOEプログラム 「幹細胞医学のための教育研究拠点」事業(平成25年(2013年)3月終了) |
平成20年(2008年)7月 | ポストドクター・キャリア開発事業 「PhD躍動メディカルサイエンス人材養成」事業(MEBIOSプログラム)(平成25年(2013年)3月終了) |
平成20年(2008年)7月 | テニュアトラック普及・定着事業(若手研究者の自立的研究環境整備促進) 「「細胞と代謝」の基盤研究を担う若手育成」事業開始(咸臨丸プロジェクト)(平成23年(2013年)3月終了) |
平成21年(2009年) | 松尾光一教授 センター長着任 |
平成24年(2012年)3月 | 「高細精医療イノベーション拠点(地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業)」整備(平成26年(2014年)3月終了) |
平成25年(2013年)4月 | 慶應義塾ヘルスケア産業プラットフォーム(K-PHI)設立 |
平成25年(2013年)11月 | COI-T「健康長寿の世界標準を創出するシステム医学・医療拠点(革新的イノベーション創出プログラム)」事業採択 |
アクセス
住所・電話番号
〒160-8582
東京都新宿区信濃町35番地
慶應義塾大学 医学部 総合医科学研究棟
電話:03-5363-3879
FAX :03-5363-3507
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